江戸時代、三国街道沿いに設けられた関所跡で、現存している役宅の一部を資料館として一般公開しています。猿ヶ京の関所は寛永8年(1631)、三代将軍徳川家光の時に開設されたと伝わります。「入鉄砲(いりでっぽう)に出女(でおんな)」といって、江戸へ武具が入ること、人質となっていた全国の大名の妻子が国元へ密かに帰ることを防ぐため、幕府は全国53ヶ所に関所を設けました。その一つとして、三国峠を越えた上野(こうづけ)側の三国街道上に猿ヶ京の関所をつくったのです。館内では通行手形等を展示しています。
・アクセス
利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1144番地
電話:0278(66)1156
関越自動車道月夜野インターから車で30分
・開館日と開館時間
【4月~11月】月・火・土・日曜・祝日 / 9:00~16:00
【12月~3月】土・日・祝日/10:00~15:00 ※年末年始は休館
・料金
高校生以上200円(団体160円)/小中学生100円(団体80円)
※団体は20人以上
※群馬県民の日(10月28日)はすべて無料